イラストに適した鉛筆の持ち方

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イラストに適した鉛筆の持ち方

絵が上手な人は、他の人から尊敬のまなざしで見られる事があります。絵は簡単なようで難しい技術です。

他の人に評価されるような絵を描くためには、いろいろな要素をマスターしないといけません。

大事な要素の一つが鉛筆の持ち方です。道具を使いこなせることがまず第一歩です。

目次

鉛筆の正しい持ち方

「鉛筆の持ち方なんて同じじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、鉛筆をどう握るかはイラストを描く上で欠かせない要素です。デッサンなどに使う鉛筆は3Hから3Bほどのをよく使いますが、鉛筆をどう持つかでその特性を十分に扱うことにつながります。

結論から言うと、イラストを描く場合の鉛筆の持ち方は、普段字を書く時のそれとは違います。字を書くと言う事はいわば短い線を書くことを意味します。しかしデッサンやイラストでは短い線を引くことだけが主な目的ではありません

長い線も引きます。そのため握る時は親指を普段よりも上の方に置かないと行けません。字を書く時の握り手にして、親指だけ3センチくらい上に持っていくイメージです。

親指を話すと良い理由

何故親指を話して持つのが良いかと言うと、その方がきれいな長い線を描けるからです。実際にやってみると分かりますが、字を描く時の握り方のままで長い線を描くと、ゆがんだ線になりがちです。

しかし親指を話して描くと、きれいに長い線を描けるようになります。さらに別のメリットがあります。この持ち方で描くとナチュラルな線になりやすいということです。しっかり握ると力が入るせいか、線が濃すぎてしまう可能性があります。

しかし親指の位置の違いで薄さが演出されます。これも効果的なイラストを描くのに良いポイントです。

イラストにはデッサン力を学ぶのが効果的

イラストはデッサンとは違いますが、デッサンを描く力はイラストを上手に描くための土台となります。イラストは自由な描写が多いですが、例えば影の付け方や骨格の理解など、デッサンに欠かせない要素が根底にあるとより上手になります

それでイラストをマスターするにはまずデッサンのスキルも高めるようにしましょう。最近は通信講座でもデッサン資格が取れるサービスがあります。こういったツールを利用すればさらにウケが良いイラストが描けるようになります。

まとめ

イラストを上手に描くには鉛筆の持ち方を学ぶ必要があります。3本の指を使って鉛筆をはさみこむように持ちますが、親指の持ち方が字を書く時とは異なるという点を強調しました。

他にもイラスト理解のために学ぶべき要素はたくさんあります。しかしまずはデッサン力を高めることが大切です。

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