鉛筆デッサンの練習方法

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鉛筆デッサンの練習方法

すらすらと物や人物の描写ができる人は、見ていてうらやましく感じるものではないでしょうか。

絵を描く事自体は誰でも出来るとはいえ、やはり表現力のスキルがある人が描くものは、誰が見ても自然で整然としているものです。

鉛筆デッサンのスキルがある事は、一つのステータスになるものでしょう。

それでは、その練習方法をご紹介します。

目次

鉛筆デッサンの練習方法1:素材の基本を学ぶ

練習方法の第一歩は素材の使い方を知る事です。つまり鉛筆を選ぶ事や持ち方を学ぶ事です。鉛筆には硬度の違いがあって、それぞれの硬度に応じた特徴を見せます。芯の硬さとか濃さの種類としては、10H~10Bという単位に分かれています。

Hの数字が多いほど硬く、Bの数字が大きいほど柔らかくなります。しかし濃淡についてはHの数字が高いほど薄く、Bの数字が高いほど濃くなります。例えば9Hは5Hよりも硬く薄いです。7Bは5Bよりも柔らかく濃いです。最初は多くのものを使わず、3H~3Bくらいの鉛筆でOkです。

鉛筆は強く握りしめてはいけません。また字を書く持ち方でもダメです。人差し指と親指の腹、そして中指のサイドの第一関節付近でつまむ感じで持ちます。親指は少し上の方に置くのがポイントです。

また消すイメージしかないかもしれませんが、練り消しゴムを使うと、消し方によって光を「描く」ことも可能です。このように使う道具の特徴や使い方をわきまえるのが大事です。

鉛筆デッサンの練習方法:まずは書きやすいモチーフから

書きやすいモチーフとしてはフルーツがオススメです。特に丸い形をしたリンゴやナシ、みかんなどから始めると難易度が下がります。球体で動かない物は初心者でもフォルムや陰影をとらえやすいからです。

いきなり生物などから始めると大変でやる気をなくしてしまうので避けます。慣れてきたら自分の手を動かしながら様々なフォルムを創作してみて描くと変化があって面白くなります。

通信講座で体系的にプロと学ぶ

紹介したような練習方法とは別に、プロの指導者が監修したテキストを使って鉛筆デッサンの練習をするのも多いに役立ちます。オススメの講座の一つは諒設計アーキテクトラーニングの「鉛筆デッサンマスターW資格取得講座」です。

この講座は初心者にも対応したカリキュラムになっていて、分からない事はいつでも専門スタッフに質疑応答無制限でたずねられるようになっています。

2カ月から6カ月で卒業となりますが、最終的にデッサン資格を2つも同時に取得可能なのが特徴です。体系的な学習が行えるので、デッサンをしっかり練習したい人にオススメです。

まとめ

モチーフを描くのに必要なのはまず道具に関するノウハウです。そして簡単なものから練習するのも大切なことです。上達度合いが見て取れればやる気もあがります。

鉛筆デッサンマスターW資格取得講座

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