鉛筆デッサンの資格を取得するにはそれなりの勉強や研鑽をつまないといけません。
鉛筆デッサンは使うツールが鉛筆や消しゴムだけで、基本的にカラーリングはしないシンプルが画風です。
しかしその描写力には奥深いものがあります。資格取得のために意識しておくべきポイントをまとめます。
目次
資格取得のためには道具を知ろう
デッサン資格としては日本デザインプランナー協会の「鉛筆デッサンマスター」などが知られています。この資格はデッサンの理論や技術を理解したデッサンのエキスパートに認定されるものです。
認定試験では、デッサンの用具や材料、モチーフ、調子と質感、描く位置や姿勢などが出題要素になります。そのためまずはデッサンの道具について理解していることが求められます。デッサンの基本ツールは鉛筆と紙と消しゴムです。
どれもすぐに手に入る安価なものですが、鉛筆には硬度や濃さの種類がかなりたくさんあります。HやBといった表記が意味する事や、それぞれの特徴について知る必要があります。
また消しゴムは描いたものを消す時に使いますが、消すことによって描くツールとして重要です。紙はモチーフを描く出力先で、その紙肌にもバリエーションがあります。道具の詳細についてよく押さえておくことが、試験対策の基本となります。
デッサンの基本ポイントをおさえる
出題要素には光と影、プロポーションなども含まれます。デッサンは思い付きで適当に描くものではありません。対象となるモチーフに当たる光を意識し、明部や暗部、ハイライトなどをとらえる必要があります。
またグラデーションや陰影、描きやすいモチーフ、透視法や投影法など覚える事がたくさんあります。デッサンの基礎知識をいろいろと詰め込んで練習するのも大事な要素です。
計画的に取得するために通信講座を活用する
デッサン資格を取得するのにしっかり勉強したい人は資格講座を受講すると便利です。例えば諒設計アーキテクトラーニングの「鉛筆デッサンマスターW資格取得講座」などの講座を活用できます。
初心者でも数カ月という短さで卒業できるカリキュラムが特徴で、サポート体制もしっかりしています。受講すると鉛筆デッサンマスター資格とともに別のデッサン資格も取得可能なため、公式サイトで受講内容を確認してみてください。独学でやるよりも知識が身に付きやすいはずです。
まとめ
デッサンに関連した資格を取得したい場合、基本要素として使う道具や材料について知っておくべきです。またデッサンの技術の基本も覚える必要があります。
しっかり勉強したいのであれば紹介した通信講座を活用するなどして積極的かつ計画的なアプローチをしましょう。